血液の循環の悪化から、ばち指に
自分の体の健康状態に少しでも異常があったら、気にかけてどんな病気の前兆も見逃さないようにしたいのです。
病気の前兆でおこる症状には、ばち指があります。
ばち指は太鼓のばちのように、爪が変形をして丸くなったり、盛り上がったり爪の形や指先の形状が変化していきます。
爪自体が病気になっているのではなくて、体の他の部分が病気になっているから、ばち指になってしまうことがほとんどです。
そこで気にあるのは、どんな病気になった時に、ばち指になってしまうのでしょうか?
ばち指になってしまうのは、体の血液の循環機能に異常がおこった時です。
身体の血液が問題なく流れていたら、爪や指の先にまで血液が流れていきます。
けれども、血液の循環が悪くなったら、爪や指の先には血液が流れていかなくなってしまうのです。
その影響をうけて、爪や指先が変形したり丸くなったりします。
血液の循環が悪くなってばち指になった時には、指先が赤くなってくることも特徴的です。
ばち指は血液の循環に問題がない別のホルモンの異常や病気からも発症をすることがあるのですが、血液の循環の異常からばち指になったら、指先や爪先が赤くなることが分かっています。
ばち指の症状と同時に、自分の爪の先の色にも注意をしなくてはならないのです。